【Music】Flower Travellin' Band:SATORI
男が男に惚れるってありますよね。第二段。
オレは子供の頃から「矢吹丈」に強烈な憧れがありました。
とにかくこの男のストイックな男臭い生き方にあこがれたものです。
大人になって、カッコだけでは人生わたっていけないことを知りました。恥ずかしいモノです。
いまでもたまに「あしたのジョー2」をDVDで見ては、そんな気持ちを思い出したりしています。
しかし、僕らが子供だったころのアニメーションはとても絵心があってなんとも言えない味があったんではないかと、思ったりします。
どうも現在のデジタルチックな絵には馴染めません。やっぱり「人間が書いた」ってアナログな感覚がグっときます。
ところで、「Flower Travellin' Band」ですが、なんとも強引なつなげ方ですが、この「あしたのジョー2」の映画版でカーロス・リベラの声を担当してたのが、「ジョー山中氏」でした。そんなこんなでこの偉大なバンドを僕は知った訳です...
念願だったレンタルレコードショップの会員になりたての僕は、マイケル・ジャクソンとかアイドルのレコードとか借りて楽しんでいました。そんな少年が、「あしたのジョー2」でジョー山中氏の名前を知って、このFlower Travellin' Bandの「SATORI」に手を出したんです。
そりゃ、帰ってから「SATORI」をレコードプレイヤーに乗せて出てきた音には、訳がわからんかったです。お寺でかかるような音楽、はたまた中国の音楽かと思いました。曲目を見てみれば、『SATORI.Pt1~5』....
要は子供にはまだまだ早すぎる音楽だった訳ですわ(笑)
その後数年経って、ロックの世界にどっぷりとはまりだすと、誰もが通る道のように、LED ZEPPELIN、BLACK SABBATH、DEEP PURPLEを聞いてきて、60~70年代の生々しい音が好きになった僕はやっと、Flower Travellin' Bandの音を受け入れられる体になった訳です。
「SATORI」は良く聞きこめば聞き込むほど、ドップリ浸かれる名盤です。その時の気持ちで疲れているときはさらにどっぷり疲れることもできるし、楽しい気持ちになることもできる不思議な名盤です。個人的にはアジアのメロディーにはそんな呪文のようなところがあるんじゃないかな?なんて思ったりします。
Flower Travellin' Bandは1970年に1stアルバムを出してから、たった3年足らずで解散してしまったバンドでしたが、2007年に復活して今も活動をしています。当時のライブを知らないんで比べられないんですが、今も強烈な個性は健在のはずです。
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